中国ではこれまで9つの省や自治区で合わせて21件の鳥インフルエンザ感染が報告されました。
このデータは中国農業省の尹成傑次官が21日北京で発表したもので、尹成傑次官は更に、これまで鳥インフルエンザにより中国ではすでに14万羽の家禽が死亡し、2000万羽あまりが処分されたことを明らかにしました。
中国の高強衛生相も20日新華社通信の記者のインタビューを受けた際中国の鳥インフルエンザ感染状況に触れ、「現在、中国の鳥インフルエンザ感染状況はコントロールできる。感染が比較的ひどい遼寧省の黒山県では、すでに10日間も新しい発生がなく、他の地方ではまだ発生しているものの、それは主に渡り鳥によるもので、渡り鳥の移動が停止するにつれて、中国北方地区の感染状況も安定するだろう。」と分析し、「現在、鳥インフルエンザに対するモニタリングとコントロール活動は科学的で秩序ある進展を収めている」と述べました。
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