アメリカのゼーリック国務次官は、8日、スーダン西部のダルフール地区にある主な反政府武装勢力「スーダン解放運動」に対し、政府との新たな和平交渉を始める前に、組織内部の立場を調整して、一日も早く交渉を終了させ、平和を実現させるよう、呼びかけました。
これについて、ゼーリック次官は、暴力でダルフール問題を解決できないと指摘した上で、「スーダン解放運動」を含めた反政府武装勢力が出来るだけ早く政府との平和交渉を実現させ、国連とAU・アフリカ連盟などの国際機関との協力を保つよう、呼びかけました。