ラムズフェルド米国防長官はこのほど発表した「北京の人々への公開書簡」の中で、「中国と米国はいずれも豊富な歴史を持つ。私は今回の北京訪問に非常に満足している。北京の人々が熱心にもてなしてくれたことに感謝する」と述べた。
ラムズフェルド国防長官は10月18~20日、中国国防部の曹剛川部長の招待を受けて公式友好訪問を行った。ラムズフェルド国防長官は訪中期間に、胡錦濤主席や中国政府高官と会談を行った。
ラムズフェルド国防長官が在米国中国大使館に渡したこの公開書簡によると、ラムズフェルド国防長官と中国の指導者は実質的な会談の中で、中国の近年における印象深い経済進展と、世界の舞台での中国の登場について検討し、2008年北京五輪も話題に上がったという。ラムズフェルド国防長官は、有人宇宙船「神船6号」の打ち上げ成功にも祝意を表した。
ラムズフェルド国防長官は公開書簡の中で、北京を「活力にあふれた、悠久の歴史を持つ都市」と賞賛している。また、「あなた方の都市は、われわれの会談に印象深い場所を提供してくれた。私はまた、美しい頤和園を観光する機会にも恵まれ、中国の非凡な歴史を味わうことができた」と述べ、頤和園で中国や、米国を含む世界各地の大勢の観光客を見かけたことが最も心に残ったとした。
ラムズフェルド国防長官の訪中は、長官就任以来今回が初めて。これで、ブッシュ政権の外交・軍事・財政部門の各閣僚がすべて中国を訪問したことになり、中米軍事交流が実質的に再開したことも意味する。(編集SN)
「人民網日本語版」
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