シリアのアサド大統領は12日首都ダマスタスで、「シリアは、レバノンのハリリ元首相暗殺事件に関与していない」と強調しました。
当日、アサド大統領は、「ハリリ元首相暗殺事件へシリアは関与していない。もし、ハリリ元首相暗殺事件にかかわったシリア人が発見されれば、彼らを国賊として懲罰し、国際法廷に引き渡す」と述べました。
同日、アメリカのブッシュ大統領は、ポーランドのクワシニエフスキ大統領と会談した後、レバノンの内政には干渉してはならないとシリアに改めて警告を発し、自爆テロを図る者や武装グループのイラクへの流入を阻止するようシリアに要求しました。
アメリカがシリア反対派会議の開催を計画し、シリア現政権の転換を図っているという情報を受けて、アサド大統領は、「シリアは改革と発展の道を歩み続ける。シリア政府は政治の安定を確保する力がある」との自信を示しました。
|