大阪市港区の天保山公園に立てられた「日中友好の碑」の除幕式が23日行われましたが、これには中国から来た遺族らが参加し哀悼の意を表しました。
第二次世界戦争中、多くの中国人が労働力として日本へ強制連行され、86人が大阪で命を落としました。「日中友好の碑」はこれら86人を追悼するために建立されたのです。
1944年に強制連行された78歳の高文声さんも中国から駆け付け「60年前は、ひどい扱いを受け恨みしか持てなかったが、日本の人たちが一生懸命努力してくれ、除幕式ができたことはとてもうれしい」と、当時を振り返りながら語りました。
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