海外の華僑、華人、メディアは、ここ連日、日本の小泉首相の靖国神社への参拝を非難し続けています。
アメリカにいる一部の華僑、華人は、「中国と世界各国の人民が抗日戦争と世界反ファシズム戦争勝利60周年を記念する年に、侵略戦争に参加した戦犯のもとを参拝したことは、中国と日本の侵略を受けたその他のアジア諸国が受け入れることが出来ないことである」と述べました。
トーゴの華人代表は18日、「小泉首相の靖国神社の再度の参拝は、平和を愛する世界人民を傷つけると共に、中国人に対するひどい挑発である。トーゴにいる華僑と華人はこれに極めて大きな憤りを示している。」と述べました。
マレーシアの中国語版新聞「南洋商報」は19日付けで、「小泉首相が首相に就任して以来、日本と隣国関係改善の面で成果を収めていないばかりか、しばしば破壊行動をしている。今回の五回目の参拝は、頑迷な立場をとっていることを示した」との論評を発表しました。
さらに、ルーマニアの中国語版新聞『欧州商報』も19日付けで、「小泉首相の靖国神社への再度参拝は、小泉首相が中国人民とアジア人民を根本から尊重せず、歴史を尊重しないことを表明し、日本が第二次世界大戦の戦略的歴史を深く反省しないことを物語っている」と指摘しています。
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