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米国防長官の中国訪問、中米両軍の交流と協力を推進
   2005-10-21 15:21:10    cri

 アメリカのラムズフェルド国防長官は20日、中国に対する二日間の公式友好訪問を終え、北京を離れました。中国国防省外事弁公室の張邦棟主任はその後記者のインタビューに答え、「ラムズフェルド国防長官の訪問は中米両国軍隊間の相互理解を増進し、双方の交流と協力を推し進め、両軍と両国関係の発展にとって重要な意義がある」と評価しました。

 中国訪問期間中、ラムズフェルド国防長官は中国政府と軍隊の指導者とそれぞれ会談や会見を行い、第二砲兵隊と軍事科学院を見学しました。張邦棟主任は、「ラムズフェルド氏の中国訪問期間中、中国の指導者はアメリカ、そしてアメリカ軍と友好協力関係を発展させる願いを表し、中米両国、両軍関係の重要性を強調するほか、台湾問題での中国政府の原則的立場や、中国の平和発展、防衛的な国防政策、世界平和を維持し、テロを取り締まり、強権政治に反対するなど発展戦略の原則的立場について紹介した」と語っています。

 台湾問題が中米関係で最も重要・敏感かつ中心的な問題ですが、また、今回ラムズフェルド国防長官の中国訪問中の最も重要な議題の一つでした。これについて、張邦棟主任は、「台湾問題については、中国の指導者はアメリカ側に我々が関心を寄せる問題を表現した。我々はアメリカ側に『台湾独立』分裂勢力に誤ったシングルを出さず、台湾に兵器を売却せず、台湾との軍事交流を拡大しないよう要求した。これは台湾海峡の平和と安定にとって非常に重要である。中国側の原則的立場は一貫したものであり、断固堅持していくものだ」と述べました。

 張邦棟主任が明らかにしたところによりますと、ラムズフェルド国防長官も多くの会見の中で、台湾問題に関するアメリカ側の原則的立場を表明し、ブッシュ政府の台湾問題での立場は一貫したものであり、アメリカは米中間の三つの共同コミュニケを堅持するとの姿勢を示したとのことです。張邦棟主任は、中米両国は台湾問題について一層協議し、両軍関係発展を妨げないようする必要があるとの考えを表明しました。

 張邦棟主任は更に、中米双方が共通の認識を達成した四つの特徴をまとめました。

「第一に、中米双方は両軍関係の発展に対して、いずれも大局的立場から着眼するものである。双方は両軍関係を一層発展させるべきで、これは国際平和と地域の安定を維持することに非常に重要な意義があるとのことで合意した。第二に、中米双方は両軍関係の発展にいずれも積極的な態度を持っている。第三に、共通点を見い出し、相違点を保留する。第四に、中米両軍関係を穏やかに推進する」という四つの特徴をまとめました。

 また、中米両軍発展の見通しについて、張邦棟主任は、「中米両国軍隊の関係は両国関係で非常に重要な地位にあることから、双方は今後も交流を拡大し、協力を強めていくべきだ。今後、両国軍隊の関係は次第に発展を遂げ、良好な局面が現れるものと信じている」と語っています。

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