第23回全日本中国語スピーチコンテスト東京大会が2日、東京で行われました。中国語スピーチコンテストは朗読の部と弁論の部に分かれて行われ、弁士の中には、日本の国家公務員もいれば、在学中の学生もおります。最年長者は67歳、最年少者は中学二年生で、みな日ごろ覚えた中国語で競い合いました。その結果、日中学院で勉強中の金子千代子さんと関東国際高校の学生・佐藤愛さんはそれぞれ朗読の基礎部門と一般部門で金賞を射止めました。金子千代子さんは「これからの世界はアジアと中国の世界で、また中国語に興味を持ち、中国語の勉強を始めた。今、週に一回日中学院に通っているが、学校を卒業したら、中国語とかかわりのある仕事をしたい」と話してくれました。
午後行われた弁論の部では、関東国際高校の野崎真智子さんが一等賞を獲得しました。野崎さんは東京代表として、11月27日に行われる予定の第23回全日本中国スピーチコンテスに参加することになっています。野崎さんは「全日本中国スピーチコンテスでいい成績を取るよう、これから中国語の勉強にもっと力をいれていく」とその抱負を語りました。
|