パレスチナ自治政府のキドワ外相は22日、第60回国連総会の一般演説で、イスラエルに占領されたパレスチナの領土での入植地と分離フェンスの構築停止をイスラエルに呼びかけ、イスラエル・パレスチナの和解の推進について提案を出しました。
キドワ外相は、「イスラエルはガザ地帯から撤退したが、その領空や水域、境界線をまだ握っており、西岸地区で分離フェンスと入植地の構築を続けている」と述べ、「中東の平和を確保するため、パレスチナと国際社会は、イスラエルによる入植地と分離フェンスの建設を停止させ、国連の関連決議を実行させるべきだ」と強調しました。
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