国連、アメリカ、ロシア、EU・欧州連合からなる中東問題の関係四者は20日国連本部で、会議を開き、パレスチナの占領地で入植地を拡張しないようイスラエルに呼びかけました。
会議で発表された声明は、パレスチナ人の行動への制限を緩和するよう呼びかけると同時に、「交渉を通じてイスラエルとパレスチナの最終的な地位を解決しなければならない」と指摘しました。
声明はさらに、イスラエルとパレスチナがイスラエルのガザ撤退後、引き続き中東和平「ロードマップ」計画で規定した各項目の責任を履行し、双方の接触を強化するよう希望しました。
そして、パレスチナ自治政府が引き続きテロリズムを取締り、安全部門の改革を推し進めるよう呼びかけ、パレスチナ武装勢力が暴力行為を放棄し、パレスチナの政治プロセスに参加するよう促しました。
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