ウイーンで開催中のIAEA・国際原子力機関の理事会会議は21日イランの核問題について正式な討議を始めましたが、参加各側は、イランの核問題を国連安保理の審議に付すことについて意見が一致しませんでした。
それによりますと、当日の会議ではアメリカ、日本、オーストラリア、カナダの四カ国とEU・欧州連合の代表はイランの核問題の安保理提出を支持したものの、ロシアはこれに反対を表明しました。
アメリカ国務省のエレリ副報道官は当日、イランはその核計画を公開するべきだとした上で、イランとEUの代表であるイギリス、フランス、ドイツの三国が核問題についての交渉を継続するよう求めました。
|