国連安全保障理事会は11日、第1619号決議を全会一致で採択し、国連のUNAMI・イラク支援ミッションの任期を一年間延長することを決定しました。
この決議は「国連は代表性を持つイラク政府の建設とイラクの全国的な対話の推進を援助する面で主導的な役割を果すべきだ。イラクが全国的な対話を行うのはイラクの政治の安定と団結にとって非常に重要だ」と述べました。
同決議はまた、イラクの独立、主権そして領土保全を支持する立場を再度表明しました。
国連のイラク支援ミッションは安保理が2003年8月に採択した第1500号決議により、設置されたもので、現在合計260人のスタッフと兵士を持っています。支援ミッションの本来の任期は今月12日まででした。
先週、国連のアナン事務総長は「イラクの平和プロセスを推進する面でまだ大量な仕事が残っていることを考慮して、支援ミッションの任期を一年間延長する」との考えを示しました。
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