ロシアのプーチン大統領は20日、モスクワで、ロシア・東リベリアから中国・大慶までの石油パイプラインの敷設は、ロシアに大きな利益をもたらし、その意義が非常に大きいものだと表明しました。
ロシアのタス通信によりますと、プーチン大統領は「今、ロシアの極東石油パイプラインの建設は第一段階にあり、この段階のパイプラインの方向は東リベリアから大慶までのものである」と指摘し、「ソ連が崩壊後、ロシアの石油と天然ガスを輸出するには、他の国を通過しなければならなくなった。ロシアの極東地区までに石油輸送パイプラインを敷設することにより、経済の急成長をしているアジア太平洋地域にロシアの石油を直接輸送することができる」と語っています。
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