WHO・世界保健機関のエイズ担当のキム・ヨンキム高官は、4日、神戸で、「アジア太平洋地域で抗レトロウイルス治療の人数が著しく増えているが、『3BY5』戦略完成まではまだ相当な距離がある」と強調しました。これについて、キム・ヨンキム高官は、「治療効果を引き続き拡大していくためにも、各国が技術面で支持することが必要となっている。その中でもコミュニティに対する医療保健訓練は、各国やWHOなどの優先的な課題だ」と指摘しました。
「3BY5」戦略によりますと、2005年末まで、世界範囲で300万人が抗レトロウイルス治療を受けなければならないが、現在のところ、全世界で100万人しかいません。アジア太平洋地域がこの計画とおりに行うには、後94万5000人に治療を受けさせなければなりません。
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