WHO・世界保健機関は19日ジュネーブで報告を発表し、H5N1鳥インフルエンザウィルスは変異する可能性があり、人々の健康を脅かすことがますます増大している」と述べました。
この報告は、「最近ベトナムで現れた鳥インフルエンザ感染病例のH5N1ウィルスは変異の兆しを表している。流行病学の角度から見ると、現在H5N1 ウィルスの人に対する感染力はこれまでに比べて非常に強くなっている。このようなウィルスが既に変異した証拠はまだ把握されていないが、この兆しは人と人との間に感染する危険が拡大していることを表わしている」と述べました。
2003年以来、ベトナムでは36人、タイでは12人、カンボジアでは4人が鳥インフルエンザウィルスに感染し死亡しました。
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