6月14日は「世界献血デー」ですが、これにちなんでWHO・世界保健機関は「自ら進んで或いは定期的に献血した大勢の人々は何千万人に上る人の命を救ったが、現在世界には82%の人が安全の血液を得ることができない」と指摘しました。
WHOのイ・ジョンウク事務局長は、「輸血安全は各国の衛生システムにおける基本的要素である。WHOの192の加盟国はこのほど『世界献血デー』を利用して広範な民衆の間で安全的な輸血の健康に対する重要性を普及させることに一致して同意した。今まで、わずか40の国は自ら進んで献血するシステムを確立したが、全国的協調を行う献血サービスムシステムを持つ国は30%しかない。大多数の国は依然として患者の家族の輸血或いは有償献血に頼っている。したがって、エイズウィルス或いはその他のウィルスに感染された血液も採血され、輸血を必要とする人の健康と生命に極めて大きな危険をもたらした」と述べました。
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