日本語題:ミラクル7号
英語題:CJ7
【キャスト】
周星馳(チャウ・シンチー)
生年月日:1962年6月22日
出身地:香港
【主な出演映画】
1988年 「捕風漢子(血と報復の掟)」
1989年 「龍在天涯(ドラゴンファイト)」
1990年 「賭聖(ゴッド・ギャンブラー 賭聖外伝)」「賭侠(ゴッド・ギャンブラー2)」
1991年 「整蠱專家(トリック大作戦)」「賭霸(ゴッド・ギャンブラー・リターンズ)」「逃學威龍(ファイト・バック・トゥ・スクール)」「賭侠2之上海灘賭聖(ゴッド・ギャンブラー3)」
1992年 「鹿鼎記(チャウ・シンチーのロイヤルトランプ)」「「武状元蘇乞兒(チャウ・シンチーのキング・オブ・カンフー)」
1993年 「唐伯虎點秋香(詩人の大冒険)」「濟公(マッドモンク 魔界ドラゴンファイター)」
1994年 「九品芝麻官(広州殺人事件)」「國産凌凌漆(0061北京より愛をこめて!?)」
1995年 「大話西遊ー月光寶盒(チャイニーズ・オデッセイ Part1 月光の恋)」「大話西遊ー大聖娶親(チャイニーズ・オデッセイ Part2 永遠の恋)」
1996年 「大内密探(008 皇帝ミッション)」「食神」
1997年 「家有喜事1997(ラッキー・ファミリー)」「算死草(ハッスル・キング) 」
1998年 「行運一條龍(ラッキー・ガイ)」
1999年 「玻璃樽(ゴージャス)」「喜劇之王(喜劇王)」「千王之王2000(トリック・マスター)」
2001年 「少林足球(少林サッカー)」
2004年 「功夫(カンフーハッスル)」
2008年 「長江7号(ミラクル7号)」
徐嬌(シュー・ジアオ)
チャウ・シンチー演じる男の息子を演じる徐嬌(シュー・ジアオ)。今回の子役選びにあたって、チャウ・シンチーは各地で子役オーディションを行ったそうです。そんななか、シュー・ジアオに出会い、彼女の雰囲気があまりにもイメージに合っていたので大抜擢となったそうです。もともとボーイッシュな性格の持ち主で、さわやかな男の子役がぴったりとはまっています。今回この子が、周チャウ・シンチーより出番が多いといわれるほど重要な役を担当しています。ちなみに、シュー・ジアオは女の子なんですが、今回男の子役で抜擢されたことでも話題となっています。チャウ・シンチー映画でデビューというのは、彼女にとって本当にラッキーです。
張雨綺(キティ・チョン)
脇役として登場した張雨綺(キティ・チョン)という新人女優。出番は少ないですが、とても印象的な演技を見せてくれました。今後の活躍ぶりも期待されそうです。
【スタッフ】
監督:周星馳(チャウ・シンチー)
【主題歌】
S.H.E/『7仔(ミラクル7号)』
【ストーリー】
主人公は、貧乏暮らしをしている親子です。工事現場で働く父親は、息子の小狄に将来立派な人間になって欲しいと、こつこつ貯めてきたお金で、息子を名門校に通わせています。この学校にはお金持ちの子供ばかりが通っており、小狄はクラスメートに馬鹿にされたりいじめられたりしています。しかし、小狄は夢をあきらめず、父親と2人で貧乏生活を楽しんでいます。
ある日、小狄はおもちゃを買ってほしいと父親にねだります。おもちゃを買うお金のない父親は、ゴミ捨て場で拾った緑のボールを息子にプレゼントしました。実はこのボールは、誰も見たことのない『宇宙生物』でした。そしてこの宇宙生物が、親子2人の運命を大きく変えていきます。この宇宙生物はいったい何者なのか。親子の運命はどうなっていくのか。ぜひご覧ください。
【レビュー】
周星馳(チャウ・シンチー)待望の新作映画『長江7号(ミラクル7号)』が遂に公開されました!中国では1月末から全国ロードショーが始まり、公開開始から4日間で6276万枚のチケットを売り上げたというニュースもありました。興行的にもかなり好調のようです。チャウ・シンチーといえば、『少林足球(少林サッカー)』や『功夫(カンフーハッスル)』などが日本でもヒットしていますので、今回の新作がどんな作品なのか非常に気になるところですが、ひとことで言えば・・・今までのチャウ・シンチー映画とはちょっと違う気がしました。もちろん、娯楽映画としての面白さは文句なくありますが、親子の絆を描いた人情味たっぷりの作品という印象が強かったです。また、チャウ・シンチー初のSF映画という点も、見所だと思います。
ちなみに、タイトルの「長江7号(ミラクル7号)」は、息子が宇宙生物につけた名前なんです。この「長江7号」は、いままさに中国全国で上映中ですが、日本では今年6月にロードショーも予定されているそうです。そのときは、劇場まで足を運んでください。
(編集:コオリ・ミン)
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