「中国式結婚」

　【監督】李　駿

　【主要キャスト】

　呉　越ー羅　嘉役

　辛柏青ー丁　浩役

　劉赫楠ー丁医楠役

　劉莉莉ー曹茹玲役

　李野萍ー周静宜役

【ストーリー】

　産婦人科の医者・丁浩と羅嘉は結婚祝いのために家族と食事をして、すぐ新婚旅行にかけるつもりでした。その前に２人は、婚姻登録の手続きのため民生局にやってきました……　

　ところが、この日に婚姻登録するカップルは思いがけず多かった上、列に並んでいるあいださまざまなことが起こり、結局丁浩と羅嘉は登録することができませんでした。翌日、また登録しに来てもかまわないのに、２人の家族の間に矛盾があって、結婚パーティーさえもキャンセルになってしまいました。

　でも、飛行機のチケットやホテルなどの予約ができていますし、２人ともめったに休みを取れないこともあって、新婚旅行にだけは行くことにしましたが、羅嘉の母・曹茹玲は「結婚式もあげていないのに、新婚旅行は無理だ」と強く反対しました。でも、民生局は翌日休みになっているため、すべての予約をキャンセルするしかありませんでした。

　丁浩と羅嘉は、２つの家族を調停し、丁浩の家族はやっと納得できました。丁浩と羅嘉は、ちゃんと登録してから、一緒に食事でもして、不愉快なことは全部忘れようと約束しました。しかし、丁浩のおばさん・丁医楠は、丁浩と羅嘉の仲を取り持った張本人で、新婚旅行の手配を代行したこともあって、今回の損失を不快に思っています。さらに、昨日の結婚パーティーで不愉快なことがあり、ついに曹茹玲と対立してしまいました。 　　

　曹茹玲は結婚パーティーに参加する人は直系親族だけという要求を出し、丁医楠が参加することを拒否したのです。でも、それが丁浩の家族にとっては理不尽なことで、この問題を解決するまでもなく、婚姻登録できなくなってしまったのです。

　丁浩と羅嘉のあいだにも問題が出てきました。２人はそれぞれ自分の家族を愛しており、家族が対立する中でお互いへの態度も冷たくなっていましたが、心の中では愛し合っているようです。注文した家具に問題があって、丁浩と羅嘉は一緒に対応して、また仲良くなりました。ところが、家の水道が壊れて、２人は内装工事のことをめぐって、自分の主張を曲げず、けんかになりました。

　丁浩は羅嘉の家に謝りに向かいましたが、曹茹玲は火に油を注ぐように余計な話をしました。丁浩がせっかく羅嘉の機嫌をとったのに、また曹茹玲に邪魔されて、もっとたいへんなことになってしました。丁浩は我慢の限界で、ついに曹茹玲のことを責めてしまい、将来の娘むこと将来の義母の「戦争」が予想外のところで始まってしまいました……

　（編集：KEN）