台湾の新鋭ロック・バンド「強辯(チャンピオン)」は最近ファースト・アルバムをリリース、鮮烈なメジャーデビューを果たしました。
「強辯(チャンピオン)」は5人組のバンドです。ボーカルはイエロー・コー、ギターはフラワーとクロード、ベースはコーラ、そして、ドラムはモンキー。メジャーデビューは最近ですが、5人でバンドを結成したのは8年前だということです。
ボーカルのイエローに、今回のアルバムについて話を聞きました。
(インタビュー:イエローの話)
アルバムには11曲収録されています。僕たちにとっては、デビューまでの8年間の道のりを総括したようなアルバムです。たとえば、2曲目の『ロックンロール・スター』という曲ですが、これは、僕がギタリストのフラワーをモデルに書いた曲です。彼は、『ギターがすべて』みたいな男なんですよ。そんな、1人のロッカーの孤独と純粋さを表現した曲です。このように、いろんな思いを詰め込んだアルバムとなっています。
もちろん、たくさんのスタッフの方々やファンの皆さんに感謝しています。皆さんの支えがなければ、今の僕らはないですから。
インタビューしたときも、お互いに冗談を言い合ったりして、とても仲のいいバンドだなと思いました。こんな彼らの思いがぎゅっと詰まったアルバムとなっています。
【お勧めソング】
曲1:『1,2,3,4』:一押しナンバー『1,2,3,4』。非常にノリのいい曲。プロデューサーには、メイデイのギタリスト・シートウを迎え、テクノの要素を取り入れた1曲です。
曲2:『ヘルプ・ミー』:バラードナンバー『ヘルプ・ミー』。ガラリと変わって、今度はしっとりと聞かせます。彼らのいろんな表情がつまっています。
曲3:『ロックンロール・スター』:ギタリストのフラワーがモデルとなった、『ロックンロール・スター』。彼は、『ギターがすべて』みたいな男だから、そんな1人のロッカーの孤独と純粋さを表現した曲です。
曲4:『雨下個不停(やまない雨)』:躍動感あふれるロックチューン、「雨下個不停(やまない雨)」。
曲5:『存在』:強辯調ラブソング。
(12/23)
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