このアルバムに収録されている曲は、ほぼ彼の実体験に基づいて作られているのだそうです。ポップスなど、いろんな音楽要素を取り入れていますから、聞き応えもあると思います。「作曲のインスピレーションは・・・やはり、日常生活の中で起こる普通のできごとから得ることが多いですね。たとえ小さなできごとでも、感動したことはなるべく曲に取り入れるようにしています。そうすればきっと、曲を聞いてくれる方たちも同じように感動できると思いますから。ちなみに、わたしの曲は、友情や故郷への思いを歌った曲が多いですね」(易桀斉)
【お勧めの曲】
『聴這歌「この曲を聴いて」』
歌詞の内容を見ていますと、なんだか兄弟の歌という感じがします。実は、この曲、同じマレーシア出身で、プライベートでも仲のいい女性歌手・梁静茹(フィッシュ・リョン)のために作ったものなんだそうです。この曲について、彼は次のように語っています。「この曲は、私と梁静茹(フィッシュ・リョン)の友情を歌ったものなんですよ。彼女とは古くからの友人です。兄と妹のような、親しい関係ですね。今、私は北京で働いているので、もう何年も彼女に会っていません。そんなある日、彼女からメールが届いたんです。とてもうれしくて、その気持ちを曲にしました」(易桀斉)
『千里之外「千里離れて」』
ホームシックの気持ちを歌っている曲です、彼はマレーシア出身ですが、、いろいろと苦労があったようで、この曲も、そんな中から生まれたようです。
「ファーストアルバムをリリースして以来、ずっと作曲を続けていました。その中でも、この『千里離れて』という曲は、私にとって、重要な一里塚となっています。それまでの曲は、まだまだ未熟なものでした。この曲では、自分の気持ちをそのままに表現できたと同時に、多くの人々に感動を与えることができたと思うんです」(易桀斉)
【曲目】
1.花的話(花の声)
2.千里的外(千里離れて)
3.趁一切還来的及(今のうちに、まだ遅くない)
4.一直到今天(ずっと今日まで)
5.三秒鐘天堂(3秒の天国)
6.[イ尓]若是和我一様想念(寄せ合う思い)
7.一整片天空(果てのない空)
8.愛我的人[ロ那]裡去了(僕を好きな人はどこ?)
9.多美好(幸せよ)
10.聴這歌「この曲を聴いて」
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