北京児童芸術劇院株式有限公司(略称:北京児芸)は10日、炎黄芸術館で記者会見を行い、「8月5日に、北京保利劇院で子供向けの大型舞台劇『福娃』を上演する」と発表しました。2008年北京五輪のマスコット「福娃」が登場する、北京五輪組織委員会公認の現代風ファンタジー劇です。
邵沢輝監督は、「時代設定は、遥か昔の動乱の時代です。5匹の強いモンスターが、森、草原、海、空を支配していました。そこへ、パンダの『晶晶』、カモシカの『迎迎』、魚の『貝貝』、燕の『女尼女尼』、聖火の『歓歓』が現れ、モンスターを打ち破りました。長期に及んだ戦いは終わり、戦火が聖火となり、パンダたちは『福娃』になりました。彼らは手をつないで平和を象徴する五輪になり、世界の安定を維持していくのです」とストーリーを説明しました。
舞台劇『福娃』は、台詞が少ないかわりに、ダンスや雑技など動きの要素を多く取り入れています。北京公演の後、ロンドン、シドニー、アトランタなど、かつてのオリンピック開催地を巡演する世界ツアーを行う予定です。
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