日本語題:リトル・レッド・フラワーズ
英語題:little red flowers
【キャスト】
寧元元(方槍槍 役)
南 燕(南 燕 役)
趙 瑞(北 燕 役)
李暁楓(幼稚園の先生役)
【スタッフ】
張元(チャン・ユアン)監督:
1963年生まれ、南京市出身。
北京電影学院撮影学科卒業
日本の映画ファンのあいだでもおなじみの張元(チャン・ユアン)監督。つい最近日本で公開された「緑茶」(ヴィッキー・チャオとジャン・ウェン主演)など、彼の作品は日本でも多く公開されています。
いわゆる中国第6世代の監督を代表する人物と言われています。映画だけでなく、ミュージックビデオやドキュメンタリーなども手がけており、個性の強い作品づくりで高い評価を得ています。
2003年、徐静蕾(シュー・ジンレイ)監督の『我和baba(私とパパ)』で見事に俳優デビューを果たし、中国映画界で幅広く活躍しています。
主な監督作品:
『媽媽』(1989年)
『北京雑種(北京バスターズ)』(1992年)
『広場(広場)』(1994年)
『東宮西宮(インペリアル・パレス)』(1996年)
『過年回家(ただいま)』(1998年)
『瘋狂英語(クレイジー・イングリッシュ)』(1999年)
『我愛ニー(ウォ・アイ・ニー)』(2002年)
『緑茶(緑茶)』(2003年)
【ストーリー】
舞台は、ある寄宿制の幼稚園。
その幼稚園では、先生の言うことをちゃんと聞くエライ子は、赤い花(紙製の)をもらえるのです。しかし、主人公の方槍槍(ファン・チャンチャン)という子はいたずらばかりして、赤い花をもらえません。挙句の果てに、「幼稚園の先生は、実はオバケなんだよ」と、とんでもないデマを流してしまい、幼稚園は大騒ぎになってしまいます。
【レビュー】
話だけ聞いていると、非常に心温まるかわいいお話だなと思ってしまいます。
子供を描いた作品は、たしかに張元(チャン・ユアン)監督が今まで撮っていなかったもの。でも、ただの子供映画に終わらないのがさすが張元監督。かなり衝撃的な内容でした。この映画を「衝撃的」と表現したのは、子供の目線から見た大人達の姿がよく描かれていることです。決してかわいいだけでは終わらない。ご覧になった方はちょっとショックを受けるかもしれません。
張元監督の作品とあって、日本でも公開されるかもしれませんね。日本の皆さんにも、童心に戻って見ていただきたい作品です。
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