劉亦菲(リウ・イーフェイ)主演の映画「五月の恋」(中国語タイトル《五月之恋》)は5月6日日本で公開されます。
台湾に暮らす大学生の阿磊(陳柏霖)は、超人気バンド"五月天(メイデイ)"のギタリストの弟。兄に対する劣等感から何に対しても中途半端で怠惰な毎日を送る彼は、五月天のサイト管理を担当しています。ある日、ファンからのメールに対し、つい気まぐれを起こして「僕はボーカルの阿信だ」と嘘の返信をしてしまいます。メールを送った相手は、ハルピンの京劇団に所属する少女シュアンシュアン(劉亦菲)。シュアシュアとメールのやり取りを始めて60日目。阿磊は、本当のことを言い出せぬまま、「台湾の三義に咲く花"五月の雪"を見たい」という彼女の願いを叶える約束をしてしまいます。"五月の雪"に秘められたシュアンシュアンの思いとは……?
この映画は、中国の歴史背景を下敷きにしています。台湾には、1949年に大陸から逃げてきた人々が多く暮らしています。台湾では彼らは「外省人」と呼ばれ、大陸では「台胞」(台湾同胞)と呼ばれています。彼らは強い郷愁の念をずっと抱き続けているのです。
大陸のシュアンシュアンとと台湾阿磊は愛し合い、美しい感情を実らせていきます。それは、歴史要因で離れ離れになった祖父母の代の物語へと展開していき。作品をより重厚なものに仕上げています。
映画では、大陸と台湾における華人の暮らしと現状を描いています。「私は若い観客たちに、自分はいったいどこから来たのか、知ってもらいたいのだ」。監督の徐小明は、そう語っています。
また台湾の人気バンド「五月天」が、特別出演しており、映画のテーマソングも歌っています。
ヒロイン劉亦菲(リウ・イーフェイ)
1987年北京生まれ。2002年中国全土で話題を呼んだテレビドラマ「金粉世家」で注目を浴びました。「仙女のように美しい」と高感度は高く、いまや中国のトップ女優の一人です。まだ18歳、これからアジアでのますますの活躍が期待されています。「五月の恋」は、劉亦菲が16歳の時初めて主演した映画です。京劇学校の学生を演じるため、一ヶ月ほど、北京京劇学院で厳しい訓練を受けたそうです。「劇中、京劇を歌ったとき、このうえない達成感を得ることができて、とても楽しかった!」」とコメントしています。
「五月の恋」/Love of May
ポスター&壁紙の鑑賞はこちらの写真をクリックしてください
公式サイト:http://www.may-love.com/
5月6日 シネセゾン渋谷 レイトショー (渋谷道玄坂ザ・プライム6F)
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