アメリカのファーストフード店、ケンタッキーフライドチキンが、中国各地で、今年の春節を前に、小麦粉を油で揚げたもの「油条(ユーティアウ)」を朝食のメニューに加えました。
この「油条(ユーティアウ)」は中国人の朝ごはんのメニューによく出てくるもので、道端では一本0.5元で売られていますが、ケンタッキーフライドチキンが出すものは3元になります。
ケンタッキーフライドチキンは以前からメニューの現地化をはかり、これまで、広東風のヤムチャによく出てくるピータンとひき肉のお粥、「皮蛋痩肉粥」を出しました。また、ケンタッキーフライドチキンが上海で出した「東方既白」という中国式ファーストフード店とも関連して、ケンタッキーの現地化に拍車がかかりそうです。
北京の人、結婚には一人当たり5万元
国家統計局北京調査チームによりますと、北京市の都市住民一人当たりが結婚にかける直接費用が去年、5万元を超えたことが明らかになりました。
この調査によれば、結婚する人たちの年齢は20代から30代に集中していて、1980年代生まれの人が結婚適齢期に入ったので、今後数年間、結婚にかける費用は上昇を続けるだろうということです。
また、この調査では、大学を卒業した人たちの結婚費用が最も高く、高校卒やそれ以下の人たちの結婚費用はそれより低いこと、そして、結婚当日の費用は、全額男性側が負担するか、主に男性側が負担するケースが79.1%に上ることがわかりました。
さらに、結婚の直接費用には、宴会の費用が32.4%を占め、ハネムーンの旅行費用は8%を占めているということです。そして、結婚する人たちの91.1%が親から支援を受けているということです。
(編集、翻訳:東)
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