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暖房費の計算方法の合理性について
   2007-11-15 14:57:29    cri

 北京市では今日、15日からほとんどの住宅に暖房が入りました。やっと暖かくなったという気分です。

 暖房の話が出たところで、今週のキーワードは暖房費にしましょう。

 北京では地域暖房が各家庭で一斉に始まる訳ですが、もちろん無料という訳にはいかないのです。暖房費の話題はなかなか難しいですが、簡単に説明しましょう。北京、天津、ハルピンなど、中国北方の住宅にはスチームの暖房設備が付けられていて、冬になると、暖房が入ります。上海など長江の南側では、住宅に地域暖房の設備がつけられていません。

 だから、冬になると、北京など北の地方の室内は上海よりずっと暖かいです。その暖かさのかわりに、暖房費を払うのは当然です。しかし、暖房費の計算方法には問題が存在しています。

 電気や水道、ガスの場合は使った量で料金を計算するでしょう。でも、この暖房費は違います。ほとんどのところでは、室内の面積のほか、割り当て面積も合わせて暖房費を計算します。階段やエレベータ、芝生など公共エリアの面積は各マンションに割り当てられています。たとえば、マンションを購入した際の建築面積は130平方メートルとすれば、そのうちの30平方メートル近くは割り当て面積です。ですから、暖房費はあくまで、130平方メートル分支払わなければなりません。

 消費したエネルギーの量ではなく、面積だけで暖房費を計算するのはどう考えても合理的ではないと思いますね。ですから、最近は、暖房メーターを取り入れることも話題になっています。しかし、暖房を提供する暖房ステーションはほとんど国営ですから、その経営体制が変わらないと、暖房費の徴収の仕方もなかなか変わらないと言われています。(文:姜平)

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