統計によりますと、心臓病は今、人類の健康を脅かす第一の病です。中国では毎年、心臓病による死亡者が全体の3割以上を占めています。専門家は、「これは主に、中国人の食事習慣があまり合理的でないことによるものである。例えば、色が濃く、味も強い食用油を好む傾向にある。確かに、そのほうが味は良いが、健康の面から見て、このような油を多く摂ると、血管壁が厚くなり、心臓の脂肪が増え、心臓血管の病気にかかる危険を増大する。

　心臓病の予防には、まず食習慣を改善し、不飽和脂肪酸を豊かに含む油を選ばなければならない」と呼びかけています。

　油の中では、ヒマワリ油に含まれる不飽和脂肪酸は最も高いです。その栄養成分から見て、ヒマワリ油に含まれるリノール酸は人体が不可欠の脂肪酸で、新陳代謝の調節や血圧の安定、血液中のコレステロール低下にプラスとなる作用があり、心臓血管の健康にも有益です。

　同時に、ヒマワリ油はビタミンEを豊富に含んでおり、毛細血管を活性化させ、血液循環を促進し、酸化を防止して、若さと活力を保つことができます。メーカー側は「ヒマワリ油の栄養成分は製作工程に密接に関わっている。精製を何度もおこない、『澄んだ色合い』をもった油だけが出荷される」と述べています。

　専門家はまた、「心臓血管の健康を守るため、日常の食事から注意しなければならない。例えば果物や野菜、各種の穀物を多く食べること。脂肪分の少ない、或いは脱脂肪の食品を選ぶこと。また魚類、豆類、赤身肉を多く食べること。カロリーの高い食品や栄養成分の少ない食品を食べないこと。塩の摂取量を減らすことなど」を勧めています。（訳：玉華）