知ってのとおり、野菜は健康にいいです。また一部の野菜はガンを予防する効果もあることが研究の結果、分かりました。
アメリカのカリフォルニア大学ロサンゼルス分校の研究者は4月15日、アメリカ癌学会の年次総会で、「一部の野菜、例えばブロッコリーと大豆が癌にかかる確率を低下させる」との研究結果を発表しました。
16日付けのロイターの報道によりますと、カリフォルニア大学ロサンゼルス分校の研究者はこのほど、化合物ジインドリルメタン(DIM)とゲニスタインが乳腺癌細胞と卵巣癌細胞の拡散を抑制できることを発見したということです。そして、ブロッコリーと大豆にはこの2種の物質が含まれています。
アメリカのシアトルにあるフレッド・ハッチンソン癌研究センターの責任者は、「この発見の最も重要な成果は、全く新しい機能を明確にしたことだ」と述べています。
専門家、アマニ油は脳血管の病気を予防
中国保健専門家委員会の西木博士は、「お年寄りは、老人性痴呆症などの脳血管の病気を予防するため、料理にアマニ油を適当量、使うといい」としています。
アマニ油には豊かな(57%)リノレン酸が含まれています。リノレン酸は体内で大脳の活動を支配するDHAを酸化し、大脳に十分な栄養を供給します。もし体内のリノレン酸が不足すれば、脳萎縮を引き起こしやすくなりますから、お年寄りにとっては、リノレン酸不足は老人性痴呆症の原因となってしまいます。
また西木博士は、「アマニ油は生のままで摂取する」ことを勧めています。アマニ油の栄養成分は高温の中で非常に破壊されやすいので、食用する際は、前菜やスープに加えるようにし、炒め物などには使わないほうがいいそうです。お年よりは毎日、スプーン2ー6杯のアマニ油を摂取するといいということです。(訳;玉 字数:819)
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