北京の地図を広げると、故宮を中心に日壇公園(東)、月壇公園(西)、天壇公園(南)、地壇公園(北)があります。「壇」とは、皇帝がお祀りをする場所で、昔は「皇室の庭」とも言われていました。
地壇公園は1530年に建造され、明・清代の皇帝が大地の神を祀った場所でした。「地は方形」という古代の思想から、方形をベースに設計した大地の祭壇が中央にあります。新中国の成立後も、中央の祭壇がそのまま残っています。
春節には、廟会(縁日の市)がここで催され、食べ物・みやげ物の露店や屋台が出て、様々な民族風の歌や踊り、見世物などが楽しめます。普段は、憩いの場所として親しまれる場所でもあります。
アクセス:地下鉄2号線・安定門駅下車 徒歩5分
入場料: 1元
営業時間 6:00ー20:30(毎日)
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