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北京昔話ー2月2日・龍抬頭
   2007-03-02 11:23:36    cri

  

 中国の北方、特に北京では、旧暦2月2日のことを「龍抬頭(龍が頭をあげる日)」と呼んでいました。今はもう聞かれなくなりましたが、昔は大切な祝日でした。昔、龍は雨を司る神で、龍が頭をあげると雨が降り、この一年いい天候に恵まれ、豊作になると信じられてきたんです。そこで、龍抬頭の日は、農民にとって大切な祝日でした。

 龍抬頭の日になると、中国北方では、小麦粉で出来た食品、たとえば春餅や餃子、麺類を食べますが、2月2日は龍をまつる日なので、こうした食べ物の名前に「龍」という字をつけます。春餅のことを龍鱗(龍のうろこ)、餃子のことを龍耳(龍の耳)、うどんのことを龍須(龍のひげ)などと呼んでいました。

   

 龍と農業が関係しているので、虫除けの儀式も行われていたそうですよ。春になると、害虫が出てくるので、虫除けをしなければなりません。そのやり方として、「薫虫」と「炒豆」があります。「薫虫」とは、火を炊いて煙を発生させ、その煙で虫を追い払う方法です。「炒豆」は、すなわち大豆を油で炒めることです。塩などで漬けた大豆を油に入れると、パチパチと大きな音が立つのですが、その音で虫を追い払うことができます。

 龍抬頭の風習は元の時代から始まったものです。当時の中国では、農業が主な産業とされていました。その年が豊作になるかどうかが、人々の暮らしに大きくかかわっていたため、人々は真剣に豊作を祈る必要があったわけです。暦の上では、2月2日は春の始まりとされ、この日を豊作祈念の日として祝うようになりました。この日は皇帝自ら、農村を訪ね、田んぼに入って農民と一緒に農作業をすることもあったようです。しかし、近年農業離れが進み、都市では龍抬頭の日を祝う風習がほとんど見られなくなりました。一部の田舎ではまだ残っているかもしれませんね。(翻訳:ミン亦氷)

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