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北京の地下鉄(6)
   2007-02-16 21:03:48    cri
 北京の地下鉄は、1965年7月1日に建設工事が始まったもので、中国初の地下鉄システムでもあります。1969年10月1日に北京駅ー苹果園駅間が開通しましたが、これは、現在の1号線の西半分と2号線(環状線)の南側に相当しています。しかし、当時の地下鉄は、公務員しか使えなかったそうです。一般開放されたのは1977年からでした。

 1984年9月20日に2号線の残りの区間が開通しました。そのときから、北京の地下鉄は、1号線と2号線の2系統で運行するようになりました。1号線では、西単駅ー四恵東駅間の区間は、1999年12月28日に開通し、そして、2000年6月24日から、残りの復興門駅ー西単駅間は開通したため、1号線は萍果園駅から四恵東駅までの直通運行になったのです。

 13号線(チングイ)は、西側の西直門駅ー霍営駅間を結ぶ路線で、2002年9月28日から運行が開始されたものです。1号線の東延長線上を走る八通線は、2003年12月27日から正式に使用開始しました。

 現在、オリンピックの開催に向けて、5号線と10号線の建設も進められています。

【運賃】

 1号線と2号線の運賃は3元で、復興門駅と建国門駅での乗り換えは自由にできます。

 13号線は3元、八通線は2元ですが、2号線と13号線との乗り換えは5元、1号線と八通線では4元になります。切符はすべて紙製のものです。改札は、入り口で駅員が半券を取るだけで、出る場合はノーチェックです。

 2006年5月から、改札には、ICカードが全面的に導入されました。カードを機械にかざすだけで運賃を支払うことができます。このカードは、地下鉄全線のほか、路線バス全線や一部のタクシー(2008年オリンピック開催までに全車両導入予定だという)、一部の高速道路の料金所や市内の駐車場などでも使えます。1・2・八通線では、入口のカードリーダーで一回タッチするだけで、出る場合はノーチェックですが、13号線の場合、出入りとも2回チェックされます。このカードを初めて購入する時は、20元のデポジットが必要ですが、カードが入らなくなったら、デポジット・残高ともに手数料無料で返却できます。最近は、路線バスでのカード利用を広めるため、カード利用だと運賃が6割引され、かなり安くなりました。

 定期券も発行されています。1・2号線全線と400番台までの市バスに合計140回フリーで乗れるものとなっています。地下鉄のみの場合は60元、バス・地下鉄混合券は90元。しかし、現在、新たに地下鉄の定期券を購入できなくなりました。これから、廃止になるという一説もあるそうです。

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