中国は多くの留学生を海外に送り出すと共に、積極的に受け入れも行なっています。特に、教育の対外開放に伴って、2001年から2005年までの五年間、中国にやってくる海外留学生の数は毎年、平均20%増えています。2005年までに、190カ国から延べ14万人が中国に留学しました。そして去年は13万4千人で、史上最高となりました。その9割以上が自費留学生で、多くは日本や韓国、インドネシアなどアジアからの学生ですが、欧米やアフリカからの留学生も増えています。
中国政府は発展途上国からの留学生を増やすため、2006年から毎年、政府奨学金を与える外国留学生を1万人までに増やし、一人当たりの金額も増やしています。今後は特にアフリカ諸国からの留学生を毎年、増加させ、2009年までに現在の2000人を4000人にするということです。
また、海外に留学中の中国人は79万人を超えています。中国はこれまで26の国や地域と、学歴や学位を互いに承認する協定に調印しました。
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