学校・父母はいかに対処すべきか?(続き)
(2)父母は子供たちにお金を稼ぐ大変さを教えるべき
「自分の子供にだけは損をさせたくない」子を持つ親は、恐らくみなんこう考えています。ですから、たとえ自分自身がこの新しい機械を使用した事がなくとも、子供には買ってやります。学校に通う中高生が携帯を持ちます。プラスの面から見れば、子供と父母の連絡に便利だとも言えますが、別の見方をすれば、父母が子供に決して安くないゲーム機を与えたのだとも言えます。子供が携帯を使用するのは、むしろゲームのためである事が多いからです。携帯以外にも、高額商品は多く、父母はみなん子供の意のままです。父母は子供に足りない思いをさせたくないのですが、子供は父母にお金を払わせても何とも思わないのです。

(3)父母は子供に財務管理を学ばせるべき
上海で行われたある調査は、90%以上の児童・少年に無駄遣い、高額商品の購入などの問題がある事を明らかにしました。お金を稼ぐのが容易でない事を理解していない子供もいます。金遣いが荒く、流行ブランドを盲目的に張り合うなど、全て彼らの健全な成長にとって好ましくないことです。

北京師範大学教育学部のある教授は、10歳前の子供はまだ、お金を稼ぐ行為について正確な判断ができないという。15、16歳で経済学の基礎的知識を理解し、一定の自立能力ができたら、父母は財務管理を教えるべきです。お金の使い方ばかり知っていて、お金を稼ぐ難しさを知らないようにさせてはいけません。(続き)
「人民網日本語版」より
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