質問: 中国の都市部の小中高生の消費はどうなっていますか。
答え:現在、都市部の小中高生の消費額が急騰し、問題となっています。バブル消費や異常消費という現象が、一部の小中高校生の間で激しさを増しています。
食費:コマーシャルの影響
市街地の中学校を対象に調査を行ったところ、「おやつをよく買う」と答えた生徒が全体の66%を占めました。朝食はカップラーメンや八宝粥、夕食は栄養ドリンクやカルシウム牛乳と答えた生徒も多かった。テレビや新聞に登場するコマーシャルの効果は絶大で、多くの生徒が売りだし中の製品に興味があると答えています。
交際費:大人たちが手本
友人との交際費については、大人同士のつきあい、特に親から学ぶ部分が大きいようです。高校1年生の李さんの場合、彼の16歳の誕生日に、同じクラスの数十人が50元ずつ出し合って、バースデーケーキとプレゼントを届けにきました。李さんの親は子どもを喜ばせようと、彼らをレストランに招待し、数百元の御馳走をふるまったという。
服飾費:ブランド崇拝が顕著
少子化により、有名ブランドへの崇拝も目立ってきました。一足数百元というナイキの靴を履き、1000元以上する洋服を着る子どもが大勢います。ファッション好きの女の子は雑貨屋によく足を運び、ショッピングエリアへを歩き、有名ブランドに多額の金を注ぎ込んでいます。
美容費:スターへのあこがれ
ある美容院のオーナーが、「スターの真似をしたがる中高生はたくさんいるよ」と話してくれました。さらに劉徳華の鼻、張学友の眉、劉暁慶の輪郭、鞏俐の唇、趙薇の目にしてくれないかと頼まれることも、男女を問わず多いらしい。ただし彼らが使うお金は、すべて親のふところから出ているのであります。(続き)
「人民網」より
|