現在、中国で、エイズによって両親を失った孤児はおよそ7万6000人がいます。一部の人々のエイズに対する知識がかけているため、これらの孤児は健康なものの、社会と学校で軽蔑されています。中国教育部門及び一部の社会団体は積極的な方法で、こうした状況を改めようとしています。
そこで、今日は北京の学校で設けられた愛情込めた特別なカリキュラムの授業へ皆さんをご案内しましょう。
北京のある少年宮劇場で『愛情込めた授業』が行なわれています。この劇場に北京の数十校の小学校から来た1000人余りの生徒と教師がいます。
教師:どういう状況の下でエイズの感染が予防できるのでしょうか。
生徒:一般的な接触によって感染することはありません。
教師:それで、一般的な接触とは
生徒:例えば、一緒に食事や水泳するとか、また、握手や抱き合うなどです
教師:はい、そのとうりです。
生徒: これが分かれば、恐れることはないでしょう。一般的接触によって感染されることはありません。今日、クラスに来た新入生は不幸にエイズによって両親を失った孤児で、助けてあげるべきだと思います。
生徒:新入生を歓迎するため、皆さん一緒に歌を歌いましょうか。
今聞いていただいたのは 『愛情込めた授業』で披露された『希望』というミニ劇です。
これは中国人民大学付属小学校の先生と生徒が実在したことを元に書いたのです。この劇を見て劇場に座っている人々は感動しました。北京小学校の生徒は「この前、両親がエイズによって亡くなった子どもと一緒に学習し、遊び、話をしたくなかったです。この出し物を見てから考え直しました」と話しています。
王さんは「両親がエイズに感染しましたが、その子は感染していないし、健康です。親を失うと、孤独なものでしょう。彼は困難の時、私はできるだけ手助をしたいです」
また、万さん「私は一緒に遊ぶつもりです」
中国では、エイズウイルス感染者が多くなるにつれて、それに影響される子どもの数も多く増えました。現在、エイズによって、両親を失った15歳未満の孤児の人数はすでに、7万6000に上りました。これらの子どもは多数は農村で生活し、貧しいです。これは都市部の子どもにとって、想像もできなのです。都市部の子どもは殆ど、一人っ子で、両親やお爺さんおばあさんの関心と世話で、楽な生活を送っており、苦しみなんか受けたこともないため、他人に関心を寄せることは余り分からないようです。
今回活動の組織側の北京市華夏慈善基金会の責任者王兵さんは「政府と社会各界の人々はあらゆる方法で、経済や生活、教育の面でこれらの孤児を援助しているが、同じ年齢の人から疎遠にされ、差別されることによって引き起された心理的な孤独感を補うことができないものです」と強調しました。
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