内モンコ自治区、3年内に80冊の『中国民間物語』を編纂
内モンコ自治区文学連合会によりますと、今年3月16日から内モンコ自治区は『中国民間物語』の編纂作業をスタートし、これから3年間で80冊の『中国民間物語』を編纂する予定です。
内モンコ高原は昔から、モンコ族、鮮卑族など中国北方の遊牧民族の居住地でした。現在、オロチョン族やオウンク族、ダフール族などの少数民族がここに住んでおり、彼らに関する多くの民間物語がこの土地で伝わっています。これらの民間物語を編纂して出版することは中国北方少数民族の民族文化を保護する面で、極めて大きなことだと見られています。
また、この『中国民間物語』は今年既に10冊編纂を終え、出版されたとのことです。多民族の中国にとっては、大きな課題です。これらの物語は民族文化の中で、無形な財産とも言えますね。大事にしないと、知らないうちに消えてしまう恐れがありますから。本にまとめて出版されれば、次世代の人々にも伝えることができますね。民族文化の受け継ぎは
海南省、少数民族の教育発展支援計画を実施
少数民族の教育事業を発展させるため、海南省は2006年から210名の大学ボランティアを募集して、少数民族地区の教育に取り組むことが分かりました。
これらの大学生ボランティアは海南省の東方、昌江、楽東などの少数民族居住地へ赴き、地元の小中学校で教鞭を取ることになっています。
海南省は中国の南にありますので、沢山の少数民族がここに住んでいます。一番代表性があるのはリー族です。でも、このような支援プロジェクトは既に2003年貴州省で実施されたことがあります。その時、38名の大学生ボランティアは貴州省の少数民族の教育や衛生、農業などの分野で活躍しました。
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