このほど、西南部の貴州省で行われた第2回貴州龍里苗医薬文化博覧会で、全国157ヶ所の民族病院や民族医薬機構からの代表が一堂に会し、中国の少数民族の医薬発展について検討しました。
現在、中国では国家基準に合格した少数民族の薬品は1178種以上になり、そのうち、200種以上は臨床実験を経て、国家医薬品監督管理部門から処方薬品にランクされました。
これから、中国は少数民族の医薬発展にもっと力を入れていくことも今回の民族薬品博覧会で明らかにされています。
実は、中国では多くの少数民族は自分の生活環境や民族文化によって、それぞれの民族医薬を持っています。これらの薬品はほとんど薬草や植物で作られたもので、副作用が少ないのがメリットです。少数民族の薬品が処方薬品になると、他の民族の人々を助けたり救ったりすることができますね。少数民族の文化は飲食の面だけではなく、医薬の面まで及んでいますね。中国の少数民族文化、なかなか奥が深いものです。
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