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家庭に入り込むインターネットー必需品となったパソコン
   2005-10-09 15:50:58    cri

 史秀英さん(55歳)は最近、6000元余りでノートパソコンを購入した。史さんは定年退職後、公民教育とコミュニティーサービスを行うボランティア機関に所属している。1週間に2~3日、西郊外の自宅から市の中心部にあるボランティア機関へ赴き、日常のコンサルティングサービスに参加したり、仲間と仕事の計画や手配について話し合ったりする。ノートパソコンは、仕事の便を図るために購入したのだ。

 史さんにとって、このノートパソコンはすでに5台目だ。1985年に1台目を購入して以来、パソコンはますます重要なものとなっている。文字入力、娯楽、連絡、仕事とすべてがパソコンで行える。自宅にテレビやAV機器がなくても構わないが、パソコンは欠かせない。

 史さんは退職前、ある研究院でドイツ語の翻訳をしていた。外国語に精通していたせいか、画面が白黒で言語がすべて外国語だった初期のパソコンに対しても、同年齢の人たちとは違ってしり込みすることなく、早くマスターしたいと思った。その原因について、「私は翻訳業に従事していましたが、タイプライターを使っていたころは、ほんのわずかなミスでも、もう一度打ち直さなくてはなりませんでした。毎回、このような無味乾燥な繰り返し作業に多くの時間を費やしていたのです。それに比べ、パソコンにはとても便利な修正機能があります。そこで、これを学ぼうと思ったのです」と語る。

 小さなミス修正機能のために、史さんは広大なパソコンの世界へと入っていった。現在、もっともよく利用しているパソコンの機能は、インターネットだ。2000年に1人娘がドイツに留学してからは、インターネットが娘と連絡をとるための重要なツールとなった。自宅のパソコンに映像機能を取り付けると、異郷で生活する娘の姿を目の前で見られるようになった。「娘は、ただ家に戻ってこないだけで、北京の学校に通っているような感覚です。これまでの心配もなくなりました」

 娘との連絡のために、夫の王さんにもインターネットを学ぶよう、強いた。退職前、管理の仕事をしていた王さんは、パソコンを覚えたことがなかった。この世代の多くの人々と同様に、パソコンを敬遠していたのだ。

 今では、自宅のパソコンを2人で順番に使っている。

ーー「人民中国」より  侯若虹=文 馮進=写真

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