にんにくといえば、ギョウザ、スパゲティー、和え物等、幅広いジャンルの料理で使われています。食べた後の臭いが気にはなるものの、ついつい食べ過ぎてしまうものです。にんにくは元々、中央アジアが発祥地のようですが、歴史はかなり古く、「元気の源」として今日まで受け継がれてきました。
夏バテに、にんにく料理
暑さで夏バテしてしまったカラダには、ついこってりした料理を避けてしまいがちです。しかし、夏バテを脱出したいと思うなら、にんにく料理がいいでしょう。なぜなら、にんにくに含まれる特有の臭いの元になっているアリシンという成分が、疲労回復につながるビタミンB1を体内に吸収する働きを高めてくれるからです。ですから、ビタミンB1を多く含む豚やレバーを使ったにんにく料理がおすすめです。
食中毒予防にも?
夏場、食事をする時に注意する事といえば、「食中毒」。30度を越す室内に1日放置すれば、大抵のものは異様な臭いを発し、ノーサインを出します。 にんにくには高い殺菌作用があるため、食中毒予防として、風邪予防としても食することをおすすめします。また、腸の中の善玉菌を増やしてくれるので、胃の働きを良くしたり、便秘解消にもつながります。胃腸を強くして、栄養バランスの良い食事を続けることで、夏バテから脱出できるでしょう。
にんにくのウィークポイントと思われている臭いが、意外にもカラダにはいいのです。女性は特に口臭が気になりますが、血行を良くする働きもあり、新陳代謝を活発にして肌を健康にし、冷え性対策にもなるので、お休み前に食べるのが良いかもしれませんね。
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