このほど、開かれた吉林長春経済技術開発区トウモロコシ工業区企画論証会のトウモロコシ工業は長春経済技術開発区の最大の注目点となっています。これは長春経済技術開発区が資源の優位性を発揮し、重点産業を成長させ、集約化した発展の道で重要な一歩を踏み出したことを物語っています。
現在、長春開発区は地元の資源や、技術を基礎に、自動車、食品加工、光学電子通信、バイオ製薬など4大産業を形成しました。去年まで、開発区の工業生産額はすでに、450億元以上に達しました。投資額は1億元を上回るいくつかの大型プロジェクトが開発区で相次いで実施され、そのうちには、世界500の大手企業にランクされた豊田や、シーメンスなど7社の企業が含まれています。そして、自動車部品生産プロジェクトを積極的に導入したため、第1位を占める支柱産業とされている自動車工業が大きな発展を遂げました。この2年間、開発区に投資した外資系企業の金額は9億ドル以上に達しました。
長春市の崔傑副市長は「トウモロコシ工業の発展は開発区の集約化に、より大きな活力を注いだ。吉林省では、トウモロコシの生産高は全国の7分の1を占めており、年間収穫高は200万トン(200億キロ)となっています。トウモロコシの加工による石油化学製品の市場も幅広いものです。」と話しました。
現在、開発区内の大成集団はアジア地域に置ける 最大のトウモロコシの加工企業です。年間の加工量は200万トンで、トウモロコシを原料に加工した製品には、アミノ酸、グルタミン酸、変性澱粉、澱粉糖などがあります。今後10年間、開発区の年間加工能力は 800万トン(80億キロ)で、生産額は800億元以上に達する見込みです。トウモロコシは長春地区の最大の地場産業になるとのことです。
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