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江西、経済構造調整の中で発展
   2005-06-24 10:57:29    cri

    中国の中部にある江西省は農業が発達し、中国で13の主な食糧生産拠点の一つです。ここ数年、江西省は東部と南部の発達している省と接している優位、及び、豊かな資源と労働力のコストが低い優位を利用して、経済構造を調整し、外資の導入と利用を拡大しています。江西省は経済発展を推進させると同時に、環境保全を非常に重視し、協調の取れた経済と環境の発展に努力しています。

 江西省の経済構造の重要な措置の一つとして、経済技術開発区及び、ハイテク技術開発区を建設することです。開発区の建設は、主に都市部で一定の面積の区域を開発し、専門的な投入を通じて、インフラ施設を建設し、また、優遇政策などの方式で国内外の企業の開発区への投資を誘致することです。

 南昌ハイテク技術開発区は国家級の開発区です。南昌は江西省の中心地です。南昌ハイテク技術開発区の敷地面積は32平方キロにわたり、区域内では、現代化した工場の建築が林立し、道路が広くて、税務や金融などのサービスシステムが完備されています。これについて開発区管理委員会の章小剛副主任は「現在、この開発区では800社余りの国内外の企業が立地し、電子情報、応用ソフト、バイオ医薬を主とする産業の枠組が形成されています。去年、開発区の工業生産総額は130億元に達しました」と話してくれました。

 1991年に設立された南昌ハイテク技術開発区は江西省で設立した100余りの開発区の中の一つです。開発区の良好な施設とサービスによって、去年、開発区の導入した外資のプロジェクト、契約額とその実際利用額は中部の河南や安徽、山西などの6つの省の中でトップを占めました。

 江西省は経済構造の調整で取ったもう一つの重要な措置は、海外や国内の発達地区から進んだ技術と管理経験を導入し、その産業構造を改善し、経済の質と効果を向上することです。しばらく前、企業の招致や資金の導入のため、江西省は代表団を香港へ派遣しました。その招致プロジェクトには、インフラ施設、科学技術、教育、文化、衛生などの面に及んでいます。これについて、江西省の呉新雄副省長は「今回の招致で、67件の契約を取引、その金額は11億ドルを超えました。」と話しました。

 江西省は、外部からの導入した大量のプロジェクトがその経済発展に原動力を与えたものの、その環境に影響をもたらしたことにも注目しました。ここ数年来、江西省は経済建設のなかで絶えず経験と教訓を総括し、生態環境の保護を強化してきました。

 江西省の西北部にある宜春市はかつて、食糧の倉とよばれ、その耕地面積は江西省の耕地の十分の一を占め、全省の六分一の食糧、綿花、油などの農産品を提供しています。しかし、環境保護意識が弱いため、かつて、コンクリート、建築材、電池などの生産プロジェクトを導入したため、地元の環境、特に、その水資源が大きく破壊されました。環境保全意識の強化につれて、その導入プロジェクトに対する調整や人工造林などの一連の措置を講じて、環境改善に努めています。

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