重慶市大足区宝頂山にある千手観音の緊急修復プロジェクトにおける主尊の修復作業が18日に始まった。千手観音主尊の修復作業は複雑で、修復プロジェクト全体が難題といえる。新華社が伝えた。
大足石刻千手観音像は南宋(1127‐1279)に制作が始まった、彫刻、絵画、金装飾が一体となった中国の有名な摩崖石像で、世界文化遺産の大足石刻の重要な構成部分である。千手観音像の緊急保護プロジェクトは2011年4月18日に開始され、現在88平方メートルの石体の修復、56平方メートルの彩色画表面の洗浄、法器の修復17平方メートルの金箔の修復などの作業を完了しており、修復プロジェクトは2015年上半期に完了する予定だ。(編集YH)
3月18日、重慶市大足区宝頂山の千手観音の修復プロジェクト現場で、主尊の修復を始める作業員。
まず表面のはがれそうな金箔を取り除く。
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