春が来ました。暖かくなるのに歩調をあわせるように、冬の間、家に引きこもっていた人たちも外を出て、活動を始めました。
「オタク」と言われた私たちもそうです!
3月16日、北京のあるメイドカフェ「BlackCat」で、ダンスグループ「FreeJump」が、日本のアイドルグループAKB48のダンスを披露しました。
メードカフェ「Blackcat」
私が、このようなカバーダンスグループのパフォーマンスを見るのは初めてではありませんが、今回は新しく出来たグループということで、興味を持ってでかけました。
この小さなお店に集まった観客は約30人。ここで、DVDや動画で何度も見たダンスをナマで楽しみます。
踊っている「FreeJump」のメンバー
「何回見ても飽きないなあ」と、私の友達が言いました。
「さっきのステップは間違っていた、こうするはずだよ」とコメントする人もいました。
この日の踊りは、決して上手とはいえませんが、その踊る姿を見て、一緒に盛り上がって、お互いに交流する。それが、ここに集まる理由ではないでしょうか。
パフォーマンスを楽しんでいるお客さん
「オタク」の発祥地日本のように「オタク」が集まったりする環境はあまり無い中国ですが、「オタク」と呼ばれる若者は、中国でも少なくありません。常に周りの人が見たら何が楽しいのか理解不能の笑顔で、北京のあちこちに生きています。
これも、北京の一つの表情でしょうか。
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