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春節の最終日=元宵節 元宵?それとも湯団?

2013-02-22 23:06:51     cri    

 

 今日は2月22日。

 中国の旧暦のお正月である春節まではあと2日間となりました。


 24日は春節大型連休の最終日であり、

 元宵節でもあります。


 この日は旧暦の新年から初めての満月が観賞でき、

 家族で餡入りの団子を食べながら、

 一家の幸せを願います。

 

 餡入りの団子と言えば、北部では「元宵」、南部では「湯団」があり、

 いずれももち米の粉で作ったお団子ですが、

 実は大きな違いがあります。

 

 「元宵」=餡を四角い塊にした後、もち米の粉の入った篩の中に入れて、

 ピンポン玉の大きさまでころがしながら粉をまぶしていきます。

 「湯団」=餃子作りのように、先に皮を作り、中に餡を入れて包み込みます。

 
 (7-11の「湯団」)


 製作法によって、食感や保存期間なども当然違います。

 「元宵」が「湯団」より茹でる時間がすこし長く、重たいです。

 「湯団」のほうがもっちりしていて、みずみずしい餡で美味しいです。


 「湯団」は冷凍食品としてスーパーで買うことが出来ることから、 いつでも食べられます。

 「元宵」はこの時期しか味わえません。


 「元宵」も「湯団」もさまざまな味があります。

 昔の黒ゴマ、チョコレート、ピーナッツ、五仁(ひまわりの種など)から、

 今のパイナップルやいちごのフルーツ系、ナツメ、バラ、栗まで。

 また、今年は中華料理の「梅干菜扣肉」を入れて作った「元宵」と「湯団」もあるという話を聞いて驚きました。@_@


 


 個人的には黒ゴマ餡の「湯団」をお勧めします。

 黒ゴマの香ばしさと黒糖の優しい甘さで、絶妙!

 ちなみに、これ(↑↑)は「好利来」というパン屋さんで買った「湯団」です。

 美味しそう。

 (取材:馬ゲツ チェック:kokusei)

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