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チベットを行く-ラサ編 ラサ市

2012-08-13 16:11:59     cri    


ポタラ宮とその向かい側のポタラ宮広場。

 チベット自治区の中央部に位置する文化の中枢―ラサは1300年以上の歴があります。チベット語で「ラサ」は、「聖なる土地」または「ヤギの地」の意味です。もともと「ラサ」とは大昭寺(トゥルナン寺)のことを指していたのです。当時、人々はチベット全土は地を這う羅刹女(女性の鬼神)だと考えており、チベット仏教を広めるためには、この羅刹女を退治しなくてはならないと決心したのです。そのため、当時、この羅刹女の心臓部分に当る場所に底なし沼があったとされていますが、人々はここに大昭寺を建てました。そのとき先頭に立って土や石を運んだヤギがいて、人々はこのヤギを称えるために寺の名前を「ラサ」と名づけたのです。そして仏教が広まるにつれ、「ラサ」という名前も広く知られるようになり、のちに寺の名前だけではなく、その周辺の町を「ラサ」と呼ぶようになり、寺も大昭寺と改められたのです。(取材・写真:劉 睿)


ポタラ宮広場にそびえ立つ平和解放記念碑


.ラサの市場。野菜、果物、肉類と日用品など、暮らしに欠かせないものが勢揃い。


ラサの八廓街。ここは買い物市場。特にお土産の店は観光客で賑わう。

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