日本の落語家、三遊亭金時さんの公演が今月13日、北京でありました。中日国交正常化40周年の交流イベントの一環で、日本の伝統的な文化の落語を通じて、文化交流を図ろうというものです。北京日本学研究センターが主催しました。
三遊亭金時さんは、扇子と手ぬぐいだけを使い、巧みな話術、豊かな仕草で、「そば清」など、3つの演目を披露しました。落語に初めて"生"で、接する人も多く、三遊亭金時さんは、お客さんがどれぐらい理解できるのか心配していました。
会場には、北京日本学研究センターの学生を始め、多くの大学の教師や学生などが集まり、公演中はたびたび笑いが巻き起こりました。公演後、三遊亭金時さんは来場者からの質問に答えながら、落語について話し合いました。
主催した北京日本学研究センターの徐一平センター長は「中国には一(ひと)笑いで、十年長生きするという言い伝えがあり、来場した皆さんは20年、30年も長生きすることだろう。落語を理解するにはレベルの高い日本語能力が必要で、公演はよい機会だった」と話しました。
(取材:張強、劉叡 路カン ナレーター:高橋恵子)
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