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「海洋6号」が西太平洋で科学調査

2011-09-05 10:06:54     cri    

 中国の科学調査船「海洋6号」は太平洋中部海山区の調査を終え、現地時間8月28日午前5時に西太平洋海山区に到着した。コバルト・リッチ・クラストや環境ベースラインの調査を継続する。「科技日報」が1日付で伝えた。

 海洋6号は太平洋中部海山区で20日にわたりマルチビーム測深、CTD、生物調査、海底サンプリング、海底撮影、重力測定、磁力測定などの総合科学調査を行った。西太平洋海山区でもすでに2カ所で深海浅部掘削を完了し、コバルト・リッチ・クラストのサンプルを得ることに成功した。

 海洋6号は今回の航海で60日余りをかけて1万8000キロを航行。科学調査任務の半ばを完了した。

 写真は太平洋中部水深5000メートルの海底軟泥。ケイ素、アルミニウム、鉄、マグネシウムなどが豊富に含まれる。帰港後、主要元素、微量元素の分析を行う。余った海底の泥は美容に使えるため、妻へのプレゼントに持ち帰る隊員もいる。(編集NA)

 「人民網日本語版」より

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