甘粛地質博物館が1日に明らかにしたところでは、国土資源部国家古生物化石専門家委員会は、甘粛省が日本での開催を申請していた「黄河大恐竜展」の展示物の鑑定作業を終え、開催を認可したという。同展は7月中旬に名古屋市科学館で開催される。 中国新聞社のウェブサイト「中新網」が伝えた。
今回の展覧会には、恐竜の標本・模型計37点が展示される。内訳は、実物標本34点、骨格模型2点、発掘現場の復元模型1点。恐竜の種類は、蘭州竜(ランゾウサウルス)、酒泉区金塔県で見つかったハイドロサウルス類、北山竜(ペイシャンサウルス)、ネオケラトプス、ダシアティタン(ティタノサウルス類)など9種類。このほか、鳥類の実物標本4点、鳥類足跡の実物標本1点、初期哺乳類の実物標本1点も展示される。
甘粛地質博物館総合研究室の李文章主任は、「今回日本に持ち込まれる展示品のうち、最大の見どころは、身長29メートルのアジア最大の恐竜・ダシアティタンだ。また、極めてユニークな、蘭州で見つかった世界で最も大きい歯を持つ蘭州竜も見逃せない」と話した。(編集KM)「人民網日本語版」より
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