画像は新華網より
中国科学院生物物理研究所の趙保路・研究員は14日、同所の研究チームが禁煙研究において、茶成分を含んだフィルターがたばこが燃える際に気道内に入るヒ素、カドミウム、鉛など、含まれる重金属を濾過・浄化する作用があり、濾過効果は50%以上、最高9割に達すると発表した。ウェブサイト「中国新聞網」が14日付で伝えた。
「公共の場での全面禁煙推進」は国家「十二五(第12次5カ年計画:2011-2015年)」計画要綱に明記されている。また来月1日から、中国では屋内が全面禁煙となる。
趙研究員によると、研究チームは20年以上にわたる努力を経て、最新の実験技術を採用、たばこ、ニコチン中毒を抑制する新物質「茶フィルター」と「テアニン」の効果を発見した。これまでの禁煙技術とまったく異なる点として、新たなフィルターは禁煙過程で循環効果があることだ。たばこを一口吸うたびにフィルターからテアニンが抽出され、気道を経て血液循環から脳のニコチン受容体に到達、吸うたびに禁煙効果が循環する。(編集HT)
「人民網日本語版」より
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