雲居寺文化風景区建設プロジェクトの開始式
「石経文化を発揚し、後の世まで伝わる景色を作る」をテーマとする房山区雲居寺文化風景区建設プロジェクトが10日、全面的に始動しました。
10日午前10時、雲居寺の碑林広場でプロジェクトの開始式が行われ、中国仏教協会、中国貿易促進会、北京市政府、北京観光発展委員会、北京文物局などの関係者、仏教信徒、観光客たちが式典に参加しました。
唐淑栄主席
房山区政治協商会議の唐淑栄主席は、「雲居寺文化風景区建設プロジェクトは仏教文化の宣伝に一役買うだけでなく、文化観光の発展も目的としている。これは、石経と仏舎利の展示、文化宣伝、養生などを含めた総合的な観光区だ」と紹介しました。
観光区の計画面積は320ヘクタールで、42億元を投資する予定です。建設の重点は、石経博物館、石経碑林、仏舎利塔、石経研究院です。この中で、第一期プロジェクトには石経博物館と石経碑林の建設が予定されています。
石経博物館の面積は1.3ヘクタールで、建築面積は約1万平方メートルとなっています。博物館はテーマ音楽、動画実演、実物展示などの手段を通じて、全面的に房山石経の長い歴史、深い哲理と精神を紹介するそうです。
石経碑林の面積は420ヘクタールに達し、大徳高僧と有名な書道家に依頼して、雲居寺で現存する石経碑文と題詞などを書き写したり、臨模したりして展示します。(オウギ/中原)
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