米国のハッブル宇宙望遠鏡が撮影した美しい「クリスマス・バブル」の写真が先ごろ公開された。この「バブル」は400年前に発生した超新星爆発の残骸によるもので、精美な「殻」のように宇宙空間を漂っている。「クリスマス・バブル」は我々に最も近い星系である大マゼラン雲の中のある超新星の爆発時に生じた衝撃波と噴出した物質だ。大マゼラン雲と地球とは約16万光年離れている。科学者たちはこの「クリスマス・バブル」を「SNR B0509-67.5」と命名し、略称「SNR 0509」と呼んでいる。このバブル状のガスのリングは直径23光年あり、時速1100万キロメートル以上のスピードで広がりつづけているという。ハッブル望遠鏡はこの「バブル」の様々な姿の写真の撮影に成功している。(編集YH)
「人民網日本語版」2010年12月16日
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